突然ですが皆さん、「インデックスファンド」ってご存じですか?
この記事では、今巷で「楽に稼げる」と話題のインデックスファンドについて、詳しく解説していきます!
記事の最後には、具体的な投資方法も記載しておきますので合わせて確認してみてください。
それでは早速行きましょう!
1,そもそもインデックスファンドって?
大前提として、インデックスファンドは通常の株式とは少し毛色の異なるものだということをおさえておきましょう!
通常の株式は、各企業が発行するもので、その値段は基本的にその企業の業績に連動します。
一方で、インデックスファンドとは、証券会社がある経済指標と連動して動くように作り出した金融商品のことを指します。
ここでいうある経済指標とは、様々なものが存在しますが、代表的なものでいうと、日経平均株価やNYダウ平均などですね!
2,メリット
インデックスファンドは、その特長ゆえに通常の株式にはない強みを大きく分けて2つ持っています。
1つ目は、リスクを分散できるということです。
個別株は値動きが大きいため、投資によるリターンが市場平均を下回ってしまうリスクが多分にあります。
実際、プロの証券マンでも、年間のリターンが市場平均を下回ってしますことはよくあることだそうです。
そうなると、言うまでもなく素人の私たちが個別株投資で市場平均を超えるリターンを出すのは難しいという人もいます。
その点、インデックスファンドは、多くの企業に分散投資された金融商品であるため、リスクはすでに分散されているため、値動きの乱高下が小さくなっており、はじめて投資をする人や、何から初めてかわからない人にとって、おススメの投資対象となっています。
2つ目のメリットは、経済指標は長期的に上昇傾向にあることです。
下の図は、NYダウ平均を長期的にみたチャートです。
こう見ると、長期的にじわじわ成長しているのわかりますね。
個別株が長期的に上昇するという保証は存在しませんが、アメリカの経済状況が長期的に安定成長することは、学術的にも認められているようです。
ここまでのポイントをまとめると以下の様になります。
①インデックスファンドは個別株よりも安全
②長期的に見ればほぼ確実に成長が見込める
では、次にデメリットについて見ていきましょう。
3,デメリット
ここまで、インデックスファンドの良い点ばかりを見てきましたが、メリットがあれば、デメリットも存在するのが世の常。
勘のいいひとならもう気付いているかもしれませんが、インデックスファンドの最大のデメリットは短期的に大きなリターンは期待できないということです。
株式投資において、基本的にリターンはリスクに比例します。
そうなると、当然リスクの低いインデクスファンドは、短期で暴落する可能性が低い一方で、短期で急騰することもあまりない、ということになります。
また、当然ですが新型コロナウィルスの流行等の一過性の世界的な不景気に対しては、暴落をを避けることができません。
よく、「インデックスファンドは全体安全だ」と主張する方がいらっしゃいますが、必ずしもそうでないということですね。
株式投資の第一人者である、ウォーレン・バフェット氏も
「リスクとは、自分が何をやっているかよくわからない時に起こるものです」
と述べています。
インデックスファンドが、経済そのものにリスクを負っていることを自覚して、投資を行うことが大切ですね♪
4,おススメの投資法と銘柄
最後に、おススメの投資方法と投資対象をご紹介します。
ここまで見てきたように、インデックスファンドはローリスク・ローリターンであることが特徴です。
そのため、「長期的な資産形成の手段」として利用することが最適だといえます。
最近では、老後資金作りのために、インデックスファンドを始める人も多いようです。
長期保有を前提にすれば、一日中、株価をにらみつけて頻繁に注文を行う必要がないため、日中忙しくて、なかなか株価をチェックできないという人にもおすすめの手法でです。
そして、そんな長期運用をしたい方にお勧めなのが、ドルコスト平均法という手法です。
一見、難しそうな手法に見えますが実際複雑な手順は何一つありません!
ドルコスト平均法とは、同じ投資対象に、同じペースで、同じ額投資を続けるというものです。
この方法は、株式購入のペースを一定にすることで、効率よく長期的な平均購入額をおさえることができます。
そして、この手法で買うべきおススメの銘柄は、「S&P500」を指標とするインデックスファンドです。
S&P500とは、米国の上場企業の中の主要500社の株価から算出される、経済指標であり、米国の経済状況を図る主要な指標です。
米国経済は今後30年も安定した成長を続けることが、様々な研究機関や企業の間で、意見の一致がとれていることなので、比較的安全な投資対象といえるでしょう。
「投資をこれから始めます!」という方には、是非お勧めしたい銘柄ですね♪
5,最後に
ここまで、記事を読んでくださった皆様ありがとうございます!
最後に今日のまとめです!本日のまとめは…
投資を始めるなら、S&P500をドルコスト平均法で買うべし!ですね(笑)
実際、私自身もインデックスファンドをドルコスト平均法で購入し、じわじわ資産を増やしています。
インデックスファンドは、証券口座から簡単に購入することができるので、是非皆さんもチャレンジしてみてくださいね♪
また、この記事を書くにあたって参考にさせていただいたのが、ウォール街のランダム・ウォーカー<原著第12版> 株式投資の不滅の真理 (日本経済新聞出版) です。
かなり、ボリューミーなテキストですが、これを一冊読めば、かなり深くまで株式投資について理解できるかと思います。
興味のある方は、是非参考にしてみてください!
それではまた!
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