こんにちは!10年来の付き合いであるS・S先輩からマルチ商法の勧誘を受けたヤドンです!
今回ですが、私の実体験に基づき、親しい先輩や友人からマルチ商法の勧誘をされた際の断り方や、その相手との関係性に応じた対処法を紹介したいと思います。
勧誘は断りたいけど、あまり波風立てたくはないと思ってる方も多いのではないのでしょうか。
そのような人にも役立つ記事となっておりますので、しっかり読んだ上で適切な対処を行なってください。
それでは、はじめます。
【私の体験談】

私がマルチ商法の勧誘を受けるきっかけとなったのは、20歳を迎えた日に来た一件のLINEでした。
そのLINEは野球チームでお世話になり、その後も親しい関係を保ってきた先輩からのもので
「久しぶり!誕生日おめでとう!」
という誕生日を祝うメッセージで、私は
「ありがとうございます!またバッティングセンターでも行きましょう!」
と返事をしました。
その後とりとめもない話が続き、バッティングセンターに行く予定を立て、バイトの話になった際に先輩から
「今有名な投資の先生が作った株の自動売買システムで稼いでいて、その勉強のためにバイトはやめた!大学生のうちに月30万を目指してる!」
というメッセージが来ました。
勘の鋭いガキであった私は(もしかしてマルチの勧誘されるのかな?)とは思ったものの、まさかあんなに親しい先輩が自分にマルチ商法を仕掛けてくるはずはないと思い、適当な返事をしました。
すると直後、勘の鋭いガキの予想は的中。先輩は
「今ヤドン(私)のことを投資の先生に話したら、バッティングセンターの日なら直接話しを聞かせてくれるって言われたから、一緒に行かない?貴重な機会だし」
と誘ってきました。
(勝手に話すなや)と思いつつ、ここでマルチ商法を受けていることを確信。
だんだん信頼していた先輩に裏切られたことに対する哀れみ、嫌悪感が募ってきて、先輩の親に言いつけてやろうかと思いましたが、家が近いこともあり穏便に対処しました。
その後も連絡が度々きていますが、上手くあしらっています。
という実体験でした。
ここで、今後同じような勧誘に他の人が引っかからないために今回受けたマルチ商法の特徴を書いておきます。
先輩がやっていたマルチ商法は、株(特に日系225)のセミナーのようなものに参加させ、旨味をたっぷり教えた上で、株の自動売買システムを入れたUSBを相場の60万円で購入させる。購入させた側はバックマージンとして5万を支給されるというものでした。(ググったら出てきます)
60万円のUSBを買わせるための決まり文句は
① 学生ローンを組んで月々分割で払える
② 自分(マルチ側)も同じ方法で始めた
③ 数ヶ月もあれば元を取れる
④ 有名な先生が作ったものだから大丈夫
などがあります。
皆さんはこのワードを聞いたら(あぁ…この人マルチ商法の勧誘してることバレてるって気づいてないんだな哀れ)と心で思って下さいね。
続いて親しい人から受けた勧誘の上手な断り方を紹介します。
【親しい人から勧誘を受けた場合の断り方】

親しい先輩、友人から勧誘を受け、変に関係を壊したくないと思う方にはこれらの断り方をお勧めします。
① あまりお金に興味がないと断る
「自分の趣味や楽しみがお金がかからないものだし、そもそもあまりお金が欲しくない」という風に断るのは相手も傷つけず、波風も立たない断り方だと思います。
しかし、このように断っても
「将来お金は必要」
などと言って話を続けてくる場合があるので、そのような場合は
「少なくとも今は必要がないから必要になったら頼ります」
というふうにかわすのが良いかと思います。
② 以前似たものをやっていたが辞めた と断る
「以前似たようなものをやってたけど合わなくて辞めました」というふうに断るのもありです。
しかしそれでも
「これは絶対に失敗しないから」とか
「放置しておくだけだよ」
などと話を続けてくる場合があります。
そのような場合は①の方法と合わせて対処すると良いでしょう。
③ 親の同意が得られなかったと説明する
「話には興味があるんだけど、親の同意が得られなかった」と断れば相手も傷つけず済むことでしょう。しかし、
「学生ローンは20歳から親の同意なしで組める」
と説得されるかもしれません。
その場合は
「親の信頼を裏切るような行為はできない」
と、相手が誘いづらい良心をくすぶるような言い回しが適切です。
④ 以前にも同じ話が来た と説明する
マルチ商法をやってる人は、家族や周りにばれるのを恐れます。なので、
「以前にも似た話が来た」
と話せば大体向こうから身を引いてくれることでしょう。
最後にそれ以外の人から受けた場合の対処法を紹介します。
【それ以外の人から受けた場合の対処法】

勧誘をしてきた人との関係がどうなってもいい人、また家が遠く直接的な危険を伴わない人に関しては、以下の対処法があります。
① 完全無視、全ての関係を断ち切る
マルチ商法の勧誘をしてくる人というのは、あなたを犠牲にしてもお金が欲しい人達です。つまり、繋がっている意味はありません。すぐに関係を切りましょう。
② 「怪しいから辞めておく」とはっきり断る
きっぱり断っておけば、後にだらだら説得されることはなくなります。関係性を切っても構わないと判断した相手に対しては、こちらも有効な方法となります。
③ その類(たぐい)の話は断ってると言う
誘ってきた人のマルチ商法だけに関わらず、お金に関する話や商売の話は基本断るようにしているというふうに説明すれば、相手は次の人を探しに行くことでしょう。
キッパリと断ってしまえばもう誘ってくることは無くなります。
相手や状況を判断した上で最適な選択をしてください!
【まとめ】

参考になったでしょうか。
マルチ商法は いつ・どこで・誰に勧誘されるかわかりません。
自分の身の安全を最前提にし、しっかり対処していきましょう。
もし誰にも相談できずに不安だという人は、以下のURLから国民生活センターに相談できますのでしてみてください。
全国の消費生活センター等_国民生活センター (kokusen.go.jp)
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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